
スポーツの現場では、よくこう言われます。
「切り替えろ」
「次だ」
「引きずるな」
ミスをした選手にとって、
この言葉は正論です。
前に進まなければならない。
でも、実際には
その言葉通りに切り替えられず、
次のプレーでまた動きが固くなる。
判断が遅れる。
思い切りがなくなる。
これは、
メンタルが弱いからではありません。
切り替えられないのは「感情が残っているから」
ミスをした瞬間、選手の中では
悔しさ、不安、焦り、緊張が一気に立ち上がります。
それを
「なかったこと」にしようとしたり、
無理に忘れようとすると、
一時的には前を向けたように見えても、
感情は心の中に残ります。
そして、
似たような場面が来たとき、
以前よりも大きな形で
同じ感情が襲ってくる。
これが
「また引きずってしまう」
という状態です。
切り替えるとは、消すことではない
本来、切り替えるとは
感情を消すことではありません。
感情をきちんと扱い、
次に進める状態になること。
スポーツで切り替えがうまい選手は、
ミスをなかったことにはしません。
一瞬でも
「ミスしたな」
「悔しいな」
と認識し、
呼吸を整え、
体を次のプレーに向ける。
感情を扱ったうえで、
流れに戻っていく。
だから、
同じミスを繰り返しにくくなります。
切り替え=気持ちが晴れる、ではない
大切なのは、
切り替えたからといって
スッキリする必要はない、ということです。
悔しさが残っていてもいい。
不安がゼロでなくてもいい。
それでも
「次の一歩に集中できる」
それが、切り替えられた状態です。
切り替えは「才能」ではなく「扱い方」
気持ちを切り替える力は、
性格や根性の問題ではありません。
・感情をどう扱うか
・体をどう整えるか
・次の流れにどう戻るか
この扱い方を知っているかどうか、
それだけの違いです。
最後に
もしあなたが
「切り替えが苦手だ」
と感じているなら、
それは弱さではありません。
まだ、
感情の扱い方を知らないだけ。
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