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【理学療法士×メンタルトレーナー】メンタルトレーニングとリハビリテーション・コンディショニング Part.1

心と体、やはりこれは切り離して考えることができないと言われるようになってきました。

今回はリハビリテーションを進めていく上で、メンタル面がどのように関わっているかというメカニズムや

メンタルトレーニングの方法についてもお伝えしていきたいと思います。

◉身体面(フィジカル面)

まず大前提として、リハビリを必要とされるような身体に不調がある状態の方や肩こりや腰痛などの慢性的な症状のある方の多くは、

脳や脊髄という中枢から身体の筋肉に対して抑制的に働くように指示が送られます。

それによって筋力が極端に低下した状態になってしまいます。さらに筋肉の硬さまで同時に出てきてしまい、身体が硬くなってしまいます。

なので、この時期のコンディショニングやリハビリテーションでは、

筋肉を柔らかくして筋力を正常程度(70~80%)まで上げることが目標となります。

これはフィジカル面に関することですが、

コンディショニングやトレーニング・リハビリテーションを進めていく上でメンタル的な関与が大きいことは承知の通りかと思います。

しかし、メンタル面まで関わろうとするトレーナーやセラピストが少ないのは実情です。

◉精神面(メンタル面)

メンタル的な関与としては、自律神経が大きく関わってきます。

*自律神経についてはこちら*

例えば「痛み」について。

自律神経では「痛み」というストレス信号は脊髄に入り、脊髄視床路と呼ばれる経路を上っていきます。

そして脳幹網様体という部位に「痛み」の信号が届くと、大脳前頭葉の知性の部分で、その「痛み」に対する反応を決めるのです。

「痛い、もうダメだ」といったネガティブな反応をする人は、大脳から交感神経活動異常を助長してしまいます。

逆に、「大丈夫だ」とポジティブな反応をする人は、それが起こってきません。

交感神経活動異常は、末梢血管の収縮を起こしてしまいますので、「痛み」がある部位への血流を阻害してしまいます。

血流が悪い状態では、結果として治癒が進みにくく「痛み」の悪循環を起こしてしまう可能性があります。

そのような悪循環を起こさないためにもトレーナーやセラピストが「痛みに対する反応」を良い方向にすることもひとつの技術と言えるでしょう。

【メンタル面の強化に繋げるために】

交感神経活動異常のような自律神経の影響を一番受けてしまうのが、「心機能」です。

近年、「心機能」と「自律神経機能」が密接に関連し合っていることがわかってきました。

なので、「自律神経機能」を整え、向上させていくためには、「心機能」を上げていく方法を選択します。

「自律神経機能」が整い向上し正常に近づくことで、メンタル的にも整っている状態になり、メンタルの強化に繋がっていきます。

*自律神経機能を上げるための心機能トレーニングはこちら*

メンタルトレーニングViProについて

メンタルトレーニングViProは、

「充実した生活を送るための心の体力作り」を行っています。

心の体力をつけてメンタルコンディションを高め、目標達成をサポートします。

スポーツ選手でなくても、充実した生活、趣味や仕事、健康のために心と体を整え、鍛えることが必要です。

それをサポートするのがViProの役割です。

【「メンタルトレーナー✖️理学療法士」にできること。】

⭕️トレーニングや運動に対する継続的な「やる気」を高めていくことができる

⭕️適切なトレーニングと適切なメンタルコントロールで目標達成を目指す

⭕️運動習慣への挫折をなくすことができる

メンタルトレーニング ViPro ホームページ: https://mentaltraining-vipro.com